━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

"社長!私、その商品、明日から売ってきます!”    Vol.2 2008/07/25

 ……………………………………………………………………………………………………………………………
□企業の販促の工夫や、具体的なノウハウをわかりやすく解説□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

こんにちは、株式会社ノーブランド8http://www.no-b.co.jp/)の後藤です!

いよいよ、夏本番ですね!!!

しかし、暑くて湿度が重くて、息苦しい毎日です。

そして、ガソリンもとめどなく高騰しています。

これが、企業を苦しめます。

先日は、漁師さんの一斉休業がありました。

この間、スーパーで、イカが5杯200円で売られていました。

漁師さんの事を考えると、倍の金額で買ってあげたくなります。

 

私たち中小企業は、どのように闘っていく必要があるのでしょうか?

混迷する日本経済の渦の中で、右往左往している気がします。

 

そんな社会情勢の中、たくましく戦う為のメッセージをお送りしたいと思います。
今日は、初めての営業の話をお送りしたいと思います。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【1】初めての商談
┃  
┃  初めて名刺をもって、お客様まわりを始めました。
┃  無料のポータルサイトの告知のおかげで、新しいお客様が増え始めたのです。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

「こんにちは、ノーブランドの後藤です!」

営業という初めての経験。
あいさつをして席に座りますが、営業なんてしたことの無い私は、

"何をすればいいの???どう売り込めばいい???”

とにかく、明日のお客様を増やすために、当社の営業品目を売り込まなければなりません。
そのころは、ホームページ制作とパンフレット制作がメインの商材でしたので、とにかくそれらを売り込まなければなりません。

しかし、営業なんてしたことの無い私は、どのように売り込めばいいのかなんてさっぱり分かりません。

ただただ、お客様の話を聞いて、それに答える。

そうして、淡々と時間が流れていきました。

 

最終的には、『それじゃあ、ホームページお願いしますね。』と、お客様。

『ん?売れた?』

 

そうです。
何の苦労もしらず、ホームページの受注をとりつけることが出来ました。

もちろん、その頃の弊社の制作料金は格安で提供していましたので、今考えても売りやすかったかも知れません。

そんなこんなで、私は、あまり抵抗なく、営業の世界にとけ込んでいきました。

 

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【2】私の特徴
┃  
┃  お客様に言われて気づいた私の特徴
┃  看護で学んだ事がフルにいかされていた!!!
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

ある日、とあるバレエスタジオの先生にオファーを受け、営業に出向きました。

そこでの商談は、昨日の事のように思い出されます。

それだけ、自分の中に印象に残る出来事でした。

そのバレエスタジオの先生は、とりわけ、"接遇(マナー)”という点を研究している先生だったようです。

その先生に、こんな事を言われたのです。

『後藤さんは、どこで、このふるまいを学んだのですか?』

その先生が言うには、名刺の出し方、人の話の聴き方、相づちの打ち方などが、その先生が研究している接遇マナーに沿っているらしいのです。
つまりは、私自身も、そのような学びを経験しているのでは・・・という投げかけでした。

それまで、私は、自分自身の名刺の出し方や話し方に特徴があるとは全く思いもしませんでした。

しかし・・・、

今思い起こせば、習った経験があるのです。

そうです。

看護学校です。
つまり、看護を学ぶ過程において、ひたすら、人間関係の構築の方法を学びます。
私の看護経験そのものが、この営業の場で、120%役にたっていることを知りました。

そのお客様に言われました。

『このふるまいだけで、信頼してお仕事を任せられる・・・と客は感じるものですよ。』と・・・。

私が、すんなりと営業の世界に入り込めた理由が分かりました。
セールストークを身につけていなくても、それを十分カバーするだけの接遇の能力が身に付いていることが、最大の武器だったのです。

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【3】営業の場面で使う、プロセスレコード。
┃  
┃  
┃  
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

看護学生の時、『プロセスレコード』というトレーニングを経験します。
看護者と患者様の会話を記憶しておき、その場面をあとで分析し、自分自身の看護を研鑽していく非常に難しいトレーニングです。

------------------------------------------

例えば、こんな場面。
入院後、なかなか食事がとれない患者様のベッドサイドで。

(1)患者:「どうしてもご飯が食べられなくて・・・」
(2)看護者:でも、少しでも食べないと、退院出来ないですよ。
       少しでも食べてくださいね。
(3)患者:分かってるんだけど・・・。なんかね・・・。
(4)看護者:おかゆにしてみますか?少し食べられるかも。
(5)患者:いいえ、普通のご飯でいいんです。
      私は、1日5回ぐらいに分けて食べてたから、いっぺんには食べられなくて。
(6)看護者:そうなんですか。少しずつでいいので、食べてくださいね。

(退室)

------------------------------------------

一見、特に問題のない会話のように見えますが、プロセスレコードではこう分析します。

(1)と(2)の会話:

突然、患者がこの話題を投げかけているということは、患者にとっては、重要な問題と考えられる。
よほど、患者にとっては、苦痛な事だろう。
それに対して看護者は、まずは、患者の思いに共感して、「そうですか。それは辛いですよね。」と共感の姿勢が必要。
看護者は、「でも・・・・」と患者の訴えを否定するような言葉かけになってしまっている。

(3)と(4)の会話:

患者の「分かってるんだけど・・・何かね・・・。」という言葉の後に、その理由が隠されているような言動。
もうちょっとその理由となるものを、突っ込んで聞きとる必要があった。
この時の患者の表情も細かく見て、その心理を探る必要があった。

(5)と(6)の会話:

患者が、「1日5回ぐらいに分けて食べてたから」という言葉にヒントが隠れている。
1日3回の食事が患者の食事スタイルに合っていないことが分かった。
ここで、できるだけ患者の入院前の食生活に合うように、分食ができるようにケアすることが必要ではなかったか?
食事を残して、おにぎりにして、分食にしてあげるような看護が必要だった。

------------------------------------------

看護においては、ひたすら患者の言動と表情を読み取ったり、くみ取ったりすることが最も重要なのです。

患者との対話中は、リアルタイムにその患者の感情を分析し、必要な看護を頭で組み立て、自分の言動・行動として表現しなければなりません。

さらに、看護とは、ただただ、患者の思いをくみ取り、患者の言うとおりにするのでは無く、そこに、『その人の健康をよりよい方向に導いていくため、専門知識を用いながら、心と体と頭をケアしていくことが必要な職業なのです。

「どうしても甘いものが食べたい!!!」

と怒っている糖尿病患者様に、きちんと食事指導の必要性を指導・教育し、その人の認識を変え、行動変容をおこさなければなりません。

そう、【行動変容を起こす】。

これです!
これです!

これが、営業に、最も必要なものなのです。

営業先で、“とりわけ欲しくない…。”と思っているお客様でも“欲しい!”と思わせる存在感を放つ必要があります。

そして、そのためには、営業マンがその技術を身につけなければなりません。

恐らく、この営業のトレーニングは、このプロセスレコードが活用されてもいいのではないか?と考えています。
そうすれば、営業マン5人分の働きが、2人でも可能になるかも知れません。

そのためには、まず、営業マンは【人】を好きになる必要があります。
そして、【人】を信じる事が出来なければなりません。

目の前の人が訴えているシグナルを、きちんとキャッチして、レスキューできる【心】がないと、難しいからです。

でも、これは、お金をかけずに出来る販売促進の方法なんですよ!!!

(次回につづく)
   
     

┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃【サマリー】
┃  
┃  営業マンに向き不向きなんて無い。
┃  その人自身が、自分自身をどれだけ知るか?に限る。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

看護学生は、もちろん、看護学校に入学したときは、全くの素人です。

そこから、3年でプロとして自立出来るような知識と技術を習得していきます。

もちろん、元々、看護師に向いていない学生も中にはいますが、ほんの数人です。
ほとんどが、きちんとした教育ステップを踏めば、一人前の看護師になっていくのです。

でも、営業はどうでしょうか?

営業に向いている人がどれだけいるでしょうか?

各企業においては、営業マンの質よりも数を重視します。
でもそれが、解決策ではありません。

一人一人の営業マンの質が高ければ、成約率も上がり、それに超したこともありません。

そのためには、自分自身の傾向をきちんと知ることと、トレーニングしかないのです。

各企業のサービス(商品)の特徴、セールスポイント、強みをしっかり把握し、クライアントに伝えることは最低限です。
今、まさに、目の前にいるクライアントの訴求をきちんと聞き取り、【人】として、愛される営業マンを育てることがポイントなのです。

常に顧客が、何を考えているのか?を、相手の頭の中に追体験していくことにより、顧客が「待ってました!その言葉!」という感動を味わった瞬間こそ、成約のフラッグが掲げられるのです。

 

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆あとがき◆ 

 営業は楽しむべき!
 まるで、恋するように営業をしよう!!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
◆執筆者紹介◆ 

    株式会社ノーブランド 取締役副社長 後藤ようこ

    執筆者へのコンタクトは ⇒ goto@no-b.co.jp

   ⇒オフィシャルサイト http://www.no-b.co.jp/
   ⇒デザイン制作サイト http://www.gi-factory.com/
   ⇒見積もり専用サイト http://www.mitsumorun.jp/
   ⇒無料web作成ツール http://www.seepa.jp/
   ⇒中小企業の販促を考える 販促ネット http://www.gi-factory.com/sp/

   ⇒私のブログ http://nobrand.at.webry.info/

 【販売促進に関する無料サポート実施中】 0120-511-500

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━