

執筆者:後藤ようこ
ブログはSNSを活用することを前提で書こう!
会社のブログは何のため?
ビジネス戦略にブログが活用されるようになり、多くの企業さんがブログを開設しています。社内のブログ担当者は、ネタ探しや記事執筆に大忙し。でもいつの日か、
「毎日更新しましょう」が「毎週更新しましょう」になり「毎月更新しましょう」になって、ついには「半年に一度は更新しましょう!」になっていませんか?(笑)しまいには、更新していないブログはカッコ悪いので閉鎖!という結末に….(トホホ)。日々の更新って、本当に大変なんですよね。
私も、かつては、毎日ブログを更新しよう、と頑張った時期もありましたが本当に大変でした。何より大変なのが「ネタ集め」、そして書くこと。社内のブログとなると、お客様もみるでしょうし、変な事は書けません。そうこうしているうちに、筆は進まず、最終更新日が1年以上前のブログの残骸が残ってしまう、ということです。
それでは、果たしてブログは、どこまで力を入れるべきでしょうか?
ここでは個人のブログは触れません。個人のブログは、自分の責任の範囲内において、自由に思う存分やればいいのです。ただ、会社のブログはちょっと勝手が違います。会社の営業ツールとなり、会社のweb戦略の一つになるのですから、苦労して書くブログを、なんとかかんとか生きたブログにしたいものです。ここでは、できるだけブログを有効活用できるようなちょっとしたアドバイスをまとめます。ご参考ください。
ソーシャルメディアをやっていなくてもソーシャルメディアを意識する
かつてはmixiが旋風を巻き起こしたソーシャルメディア(以下、SNS)。現在はその情勢は大きく変わり、Twitter、facebook、Google+という3大SNSが大きなシェアを占めています。mixiが大きなシェアを締めていたことろちょっと違うのは、これらが、よりビジネスユースにも使えるところにあります。
年齢層も高めですし、著名人も活用していることから、比較的、秩序の保てる大人びたSNSが多いように感じます。そこで、ビジネスブログを、これらSNSと絡めて活用することが有効利用の第一歩だと思うのです。
①記事にこだわる
そのためには、まず記事にこだわりましょう。それぞれの会社さんは、何かの「専門家」です。その専門的な知識を盛り込んだ記事を、できるだけ丁寧に書くことをおすすめします。ここが「差別化」です。
SNSの世界は「シェア」という感情で成り立っています。
誰かに教えたい、誰かと共感したい、という「シェア型」のコミュニティです。
役立つ情報は、「シェア」という方法で誰かがシェアしてくれます。
ですので、ビジネスブログにおいては、ただの愚痴や感想はあまり効果が得られません。ささやかでも、誰かにシェアしてもらえる、有益な情報を掲載することが大事です。
②ソーシャルボタンの設置
2つ目に、ブログの記事にソーシャルボタンを設置しましょう。
ブログの記事に
- 「ツイートする(Twitter)
- 「いいね(facbook)」
- 「シェア(facbook)」
- 「+1(Google+)」
のボタンは必ず設置しましょう。これを設置しておけば、誰かがシェアしてくれる確率が高まります。「いいね」ボタンを押してくれれば、その人のウォールに掲載され、誰かの目に触れる可能性が高まります。私も、個人のブログを継続していますが、本当に、普通の記事でも、沢山の人が「いいね」を押してくれます。これは、些細な事ですが、非常に大事なことです。
また、ご自身がSNSをしていなくてもこのボタンは必須です。SNSで記事が出まわることが重要なのですから。
③WordPress
そして最後に、ビジネスブログはできるだけWordPressにしたほうがいいでしょう。無料ブログは、財産にはなりません。自分のドメインの中に入るオリジナルブログを設置し、ドンドン記事を増やして行きましょう。そうすることで、ドメインのランキングもあがり、SEO対策にも効果があります。
昨今は、どんどん、無料ブログからオリジナルのWordPressに移行されています。
また、WordPressのブログの場合は、簡単にお問い合せフォームを設置することも可能です。ブログの記事毎に、「この記事に関するお問い合せ」としてお問い合せフォームをつけると、そこからお問い合せが舞い込みます。
これは、私も実際、体感済です。
私の体験から
私も長年、ブログを書いてきました。
長い文章をまとめるツールとしてはブログは欠かせないアイテムです。
最近では、SNSと連携することで、ブログ経由のお問合わせも増えました。又、記事をシェアしてもらうことで、ブログのアクセスも格段にあがりました。何よりも、ちょっとした事を記事として書いた時に、その記事をメモ代わりに使えることが気に入っています。
誰かにきかれた時に、「ブログのこの記事見てね」と言えばすぐ話が通ります。記録の役割も担うのです。ビジネスブログは単なる長いつぶやきでは無い使い方ができます。
しっかり書いて、しっかり読んでもらう。そして、しっかりシェアしてもらう、ビジネス活用には、とても優れたツールだと思っています。