デザイン用語集
文字校正
再印刷を防ぐ重要な工程
文字校正とは、文字の誤りを見つけて修正することを言います。
パンフレットやカタログなどに掲載される長い文章にはもちろんのこと、名刺、封筒な情報や文字数が少量の制作物でも文字校正は必須の工程になります。
パンフレットなどの印刷物を作成する場合、印刷後にミスが発覚してしまうと刷り直しまたは訂正シールでの対応など、余分な手間やコストが発生してしまいます。
文字校正は「印刷後にミスが発覚してしまった…」といった失敗を未然に防ぐための重要な作業なのです。
具体的には、誤字・脱字をはじめ、ら抜き文字、スペルミス、表現の統一まで幅広くチェックし誤りを見つけ修正していきます。
いくらかっこいいデザインのパンフレットやカタログが仕上がったとしても、誤字だらけでは、会社の印象の低下を招いてしまいますので気をつけましょう。
デザインで目を惹き、文章でも好印象を持たれるような印刷物に仕上げることが理想です。
特に最近では、原稿をパソコンで作成するケースがほとんどですので、変換ミス、タイプミスなどあまり自覚がない誤字脱字も発生する可能性があります。
気をつけていても人間のすることですからミスはあります。
「最終的にミスを見つければ良い。」といった気持ちで最終チェックは入念に行いましょう。
文字校正は、基本的にデザインが校了した(またはしそうな)時点で行うと良いでしょう。
デザイン制作中は、全体を俯瞰で見て原稿を作成するところまで気が回らなかったり、複数の担当者で原稿を作成するケースでは言い回しにばらつきが出るためです。
例えば、このような例が挙げられます。
「以外」と「意外」
「いただきます」と「頂きます」の混在
「ください」と「下さい」の混在
(✘)シュミレーション →(○)シミュレーション
(✘)見れます →(○)見られます
ノーブランドでは
弊社でも校了間近のタイミングで文字校正を行いますが、弊社の場合、二人体制で行う「プロフェッショナル文字校正」のオプションを推奨しています。
これは二人体制で読み上げ確認を行うサービスです。
お客様からいただいた修正指示が反映されているかのチェックからはじまり、上記のようなよくある誤字脱字はないか、言い方が統一されているか、地図は最新のものが反映されているか(ランドマークは古い情報になっていないかなど)、そしてお客様のウェブサイトを参照しながらお客様固有の情報が間違っていないかも確認しています。
また、文字部分だけでなくカンプといわれる出力紙をプリントアウトし、画像が綺麗に出ているか、画像が欠けていないか、ゴミなどが混ざっていないか、断裁部分に問題がないか、文字が小さすぎないかなど、全体的なチェックも行っています。
このプロフェッショナル文字校正は、お客様だけのチェックでは見過ごしてしまう小さな間違いや、一人では気づかない間違いをできるだけ防ぎ再印刷のリスクを低減させる効果があります。
もちろん、「ミスゼロ」を100%保証しているわけではありませんが、仕上がりの精度をあげるためにもぜひご利用いただきたいおすすめのサービスとなっております。
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