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GLOSSARY

デザイン用語集

デザイン用語集

解像度

解像度とは画像を構成する点の密度

ビットマップ画像(注1)は細かな点の集合体です。
そして、その画像の鮮明さや表現のきめ細やかさは『解像度』という数値で表されます。

解像度とは、スマートフォンやパソコンなどのディスプレイに表示される画像や動画の画素(ピクセル)の密度です。1インチの1辺に何個の点があるかを、PPIまたはDPIという単位で表します。

注1:ビットマップ画像:コンピュータグラフィックスにおける画像の表現形式。ピクセル(画素)を用いたもの。

画素数とは

画素数とは画像を表現するピクセルの総数のことです。
ビットマップ画像はピクセル(四角い点)で構成されています。画素数の大きな画像はピクセル数が多いため、拡大してもピクセルは見えませんが、画素数の小さな画像は、拡大するとピクセルが目立つようになります。

画素数が大きい画像ほど、細やかでなめらかな画像表現が可能になります。

DPIとPPI

解像度を数値で表す時は、dpi(dot per inch)や、ppi(pixel per inch)という単位が使用されます。
画像そのものの画像解像度はppi、印刷など出力時の解像度はdpiといいます。

解像度は、ピクセル(ドット)が1インチ(=25.4mm)にいくつ並んでいるかを示す数値です。
数値が大きければ大きいほど、画素の密度が高く、高精細の画像です。

解像度


解像度

解像度

印刷の際に必要な画像解像度

写真画像の解像度の確認の仕方印刷に用いる画像として推奨されている画像解像度は150dpi〜350dpiです。

解像度の数値が高ければ高いほど、きめ細やかな画像表現ができますが、その分データ容量がは重くなります。

印刷データに画像を使用する際、使用するサイズにあわせて350dpi以内で設定を行います。そのため、1,000dpiなどの高解像度の画像を用いることはありません。1,000dpiにしても印刷品質は変わらないためです。

また、A2サイズ以上の大きなポスターのような印刷物の場合は、100〜150dpiでもよいとされていますが、一般的な印刷物では300dpiに満たない画像は鮮明に表現できません。

解像度が低い画像をデータ上で大きな画像サイズにすることはできますが、逆に画像サイズを変更して解像度を上げることはできません。


最近では、写真をSNSやメールなどで送ることが増えてきました。
ここで見落としがちなのが画像の圧縮です。

ご自身のスマートフォンで撮影したデータは解像度が高いデータにも関わらず、SNS(LINEなど)で送ると、知らないうちにサイズが小さくなっており、低画質になっていることがあります。印刷に使用する際は、必ず解像度を確認して使用するようにしましょう。

印刷に使用できる写真の解像度について解説したブログ記事をご参考ください。
印刷物に使用できる写真素材の画質とは

株式会社ノーブランドノーブランドでは

弊社では、印刷物のデータを作成する際、お客様からご支給いただいたビットマップ画像を確認し、印刷表現に耐えうるかどうかを確認してから使用いたします。万が一、低解像度の画像があった場合は、お客様にアドバイスすると共に、デザインする際に工夫して使用いたします。

印刷が完了した後で、低解像度の画像が発見されては死活問題です。
デザインデータの制作過程で指摘することが大切です。

お持ちの写真が印刷に耐えうる解像度かどうかは、プロが見ればすぐに分かります。
ご不安な方は、事前にご相談ください。

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