

執筆者:後藤ようこ
デザインの修正は何回できますか?
- 2019年09月19日
- 販促Q&A
お見積書には修正回数が明記されています
特に、お客様からの質問で多いのが『デザインの修正は何回できますか?』という質問です。
基本的に、デザインの修正は何回でも可能です、と回答させていただいております。
ただし、デザインの修正回数ごとに費用がかかっていきますので、理想的な修正回数というものを設定しています。弊社では、デザインの着手から完成まで、だいたい3回の修正が理想的であると考えています。
よって、最初のお見積書には、だいたい3回分の修正費用が含まれておりますので、必ず諸条件をご確認ください。
修正回数が多ければ多いほど良いものができるとは限りません
ただし、お客様によっては『3回しか修正できないの?』と不満足に思われる場合もあるかもしれません。しかし、そうではありません。本見積書内には3回分の修正費が含まれているだけで、それ以上の回数をご希望の方には別料金でご提供可能ですのでご安心ください。
しかしながら、弊社のクリエイティブのほとんどの案件が修正3回で校了しています。できるだけ安く高品質なクリエイティブをご提供するために修正3回以内で校了できるようなシステムにしているからです。
デザインの修正回数は、多ければ多いほど高いクリエイティブが出来上がるという訳ではありません。
お客様が望むデザインを、できるだけ具体的に聞き取りデザインに反映させることで、少ない修正回数でも満足できるものが出来上がります。これは、私達とお客様との間のコミュニケーションの問題です。
修正回数3回と区切る理由
通常、多くの制作会社の見積書には修正回数が明記されていないケースが多いようです。
『何回でも修正しますよ。』と言わんばかりの見積額に見えますが、実はこれらは、実際の制作料金から修正回数分を償却しているという意味合いが強いと思われます。結果、修正を繰り返す度に、本来の制作にかけられるコストを削らなければならないため手抜きやデザインの簡略化をせざるを得ません。
しかし、本来の目的から考えると、デザインの品質部分にコストをかける事がお客様におけるメリットが大きいのであり修正回数に削られていくのは本意では無いでしょう。よって、当社では、お客様のご協力を得ながら修正回数を最小限にし、本来かけるべきデザイン品質の部分にコストをかけていただくような企業努力をしております。
よって、修正回数を区切るというサービスはお客様の事を考えてのサービスであると考えております。
修正回数内で完成させるためのコツ
デザインに着手してから完成までの道のりで、修正回数が増えてしまうケースを簡単にご説明します。
その多くは、お客様側のご要望が固まりきっていないケースです。
デザインの良し悪しというのは、主に主観に左右されるものです。
プロのデザイナーがカッコいいと思っても、お客様側が気に入らない場合もあります。デザインにはある一定の流行はありますが『正解・不正解』はないのです。お客様が納得すれば良いものになり、ご納得いただけない場合は悪いものとされてしまいます。
よって、弊社では、デザイン制作前にデザインのご要望を具体的にお伺いします。そして、明確なご要望が無い場合には、弊社のおまかせとさせていただき、おまかせの場合には大きなデザイン変更は無しとさせていただいております。
つまり、デザインの要望がある場合は、事前に具体的にデザイナーに伝える、要望が無い場合はデザイナーおまかせでデザインを進めるお約束をする。この2点さえ合意できていれば、修正回数のトラブルはほとんどありませんのでご安心ください。