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【保存版】店舗開業チラシの作り方|デザイン・印刷・ポスティング完全ガイド

店舗の開業時のチラシ
デザイン、印刷、配布の基本

開業時のチラシは「最初の集客の要」。
オープン直後のスタートダッシュに
成功するかどうかは、
その後の集客に大きく影響します。

効率よく認知を広げ、来店を促すためには、
チラシのデザイン・印刷・ポスティングを
戦略的に進めることが大切です。

本記事では、
店舗開業時に押さえておきたい
チラシづくりの基本と、
プロ目線での実践的なコツをまとめました。

【保存版】店舗開業チラシの作り方|デザイン・印刷・ポスティング完全ガイド Webカタログ無料作成サービス

開業チラシの役割

開業時に配布するチラシには、いくつかの明確な目的があります。

ただ「配ればいい」ではなく、目的を明確にして取り組むことが成功の第一歩です。

目的が曖昧なまま作ると、情報が散漫になり、読み手に何も伝わらなくなってしまいます。

主な目的は次の2つです。


  • 認知拡大:
    「この場所に新しいお店ができた」という情報を地域の人に知ってもらう。
  • 来店促進:
    オープン記念キャンペーンやクーポンなどで「行ってみよう」と思わせる。

認知拡大

開業時のチラシで、まず最初に果たすべき目的・目標は「認知拡大」です。

地域に密着したお店であればあるほど、地域の人々に「新しいお店ができた」という情報を知らせなければなりません。
知らせなければ、そもそも来店を検討することすらありません。

どんなに立派な店舗やサービスを用意しても、『存在を知られていない=ゼロからのスタート』なのです。

店舗ビジネスは「生活導線上での気づき」が重要です。
チラシで「駅から徒歩3分」「スーパー隣」といった位置情報を示すことで、「あ、ここなら行けそう」と具体的なイメージが浮かびます。

また、外観写真や内観写真を載せることで、「どんな雰囲気のお店か」が伝わり、心理的ハードルも下がります。

認知拡大は、「まず知ってもらう」ことと、「場所と雰囲気をイメージさせる」ことまで含めるのがポイントです。

来店促進

女性スタッフただ「知っている」だけでは人は動きません。
人が行動を起こすには理由が必要です。

これらの動機づけのために必要なのが、オープン記念キャンペーンやクーポンといった「来店を促す仕掛け」です。

「チラシを持参で○○円引き」
「3日間限定で半額」

などの特典があると、知ったひとは「今行った方が得だ」と感じます。

これは心理学でいう「損失回避」の効果で、「逃したら損する」という気持ちが来店の動機につながるのです。

さらに、来店促進は初回だけでなく「再来店」につなげる仕掛けとセットにすると効果が高まります。
例えば「次回から使えるポイントカード」や「LINE登録で2回目以降も特典」といった導線を用意しておくと、リピーター育成にもつながります。

来店促進は「一度来てもらう」ためのエンジンであると同時に、次の来店につながる仕組みづくり まで含めて考えるのが理想です。

スタートダッシュで失敗すると取り戻すのが難しい

スタートダッシュを逃すと取り戻しが難しい

開業直後に十分な認知が得られないと、「知られていないお店」という立ち位置が定着してしまいます。
一度「選択肢に入らない」状態になると、その後に再び注目を集めるのは容易ではありません。
つまり、スタートダッシュで失敗すると、それを取り戻すには倍の努力が必要になるのです。

だからこそ、オープン時のチラシは「存在を知ってもらうこと」に徹底的に力を入れる必要があります。
少し行列ができるくらいの仕掛けも十分効果的です。


来店につなげる努力が必須

認知が広がっても、来店につながらなければ売上は上がりません。
とにかく最初の一歩を踏み出してもらうための努力を、全力で行うべきです。

オープン直後にしっかりとお客様を呼び込むことができれば、店内の雰囲気やサービスを体験してもらい、リピーターへと育成するチャンスが生まれます。
逆にここで集客できないと、「お客さんが入っていないお店」という印象を持たれ、負のイメージが広まるリスクもあります。

だからこそ、開業直後の来店促進は、単なる初売りではなく「その後の集客の土台を作る投資」と捉えることが大切です。


「実力があれば自然に集まる」は誤解

ときに、「本当に実力のあるお店なら宣伝しなくてもお客さんが入る」という誤解をしてしまうケースがあります。
もちろん、口コミが広がって「良い店だ」と認知されればお客さんは人づてに入ってきます。

しかし、それにはどれくらいの日数が必要でしょうか?
そして新規オープンの場合、何日くらいお客さんが少ない日が続いても持ちこたえられるでしょうか?


オープンは二度とないチャンス

開業時は、全精力を傾けて告知と集客に力を注ぐべきです。
オープンという「二度と来ないチャンス」を、めいっぱい活用しましょう。

開業チラシの制作のコツ

開業チラシ開業チラシの効果を大きく左右するのが「デザイン」です。
どれだけ良いサービスを提供していても、チラシの見た目がわかりにくかったり、情報が整理されていなければ、お客様の目に留まりません。

ここからは、キャッチコピー・写真・色・レイアウトといったデザインの基本要素を整理しながら、「わかりやすく、清潔感が伝わるチラシ」を作るためのポイントを解説します。

解説用に作成したサンプルチラシを用いて解説いたします➡

キャッチコピーはシンプルで明確な文言にしましょう

キャッチコピー開業チラシで最も大切なのは「一瞬で伝わること」です。

キャッチコピーは長文ではなく、「○月○日 NEW OPEN!」 といったシンプルで強い表現が効果的です。
大きな文字で配置することで、遠目からでも「新しいお店ができた」と認識してもらえます。

キャッチコピーに含める時に重要なのが、以下の3点です。

  • お店のジャンル(カフェ、塾、雑貨屋など)
  • 場所(目印となる場所から●分など)
  • 開業日時

写真・ビジュアルで人目でわかるイメージを

カフェチラシ開業チラシで最も大切な要素のひとつが「写真」です。
文字よりも直感的に伝わるため、何のお店なのか、どんな雰囲気なのかを一目で理解してもらえます。

チラシの紙面には限りがあるため、必ずインパクトのある「キラーフォト」を選びましょう。
撮影時は明るさと清潔感を意識し、できるだけクリアで整った印象を与える写真を使うことがポイントです。

写真には次のような効果があります。

  • 外観写真:お店を探しやすくし、「ここだ」と場所を覚えてもらえる
  • 内装写真:清潔感や「入りやすそう」という安心感を与える
  • 商品・サービスの写真:利用したときの体験を具体的にイメージさせる

写真でやりがちなNG例

  • 暗くてぼんやりした写真:店舗の魅力が伝わらず、不衛生な印象を与える
  • 背景がごちゃごちゃしている写真:余計な情報に目がいき、清潔感や商品の魅力が半減
  • 小さすぎる写真:紙面に埋もれてしまい、「何が伝えたいのか」がわからなくなる
  • フリー素材ばかりの写真:実際の店舗の様子がわからず、信頼感が損なわれる

色や書体は業種に合わせましょう

チラシ全体の色(メインカラー)や書体は「お店の雰囲気」を直感的に伝える要素です。
実店舗のイメージに合わせてカラーを選択します。

  • 清潔感を出したい場合:白・ブルー・淡いグレー
  • 高級感を出したい場合:黒・ゴールド・ネイビー
  • 親しみやすさを出したい場合:オレンジ・グリーンなどの暖色系

書体の種類は多用せず、見出し用と本文用の2種類くらいまでに絞るとデザインが整います。

レイアウトの基本は「視線の流れ」を考慮しましょう

開業チラシのレイアウトは、どの情報をどの順番で読ませるかを意識することが、デザインの最大のポイントです。

人の目線は「Z」の形で動きます。
重要な情報は、左上から、右上にすべて配置します。

  • キャッチコピー(OPEN日を大きく)
  • 写真(外観・内装でイメージ訴求)
  • 特徴・キャンペーン(来店動機を与える)
  • 地図・アクセス(行動への導線を補完)

この流れに沿って配置することで、自然に「認知 → 興味 → 行動」へと導きます。

ポスティングのコツ

チラシは作って印刷しただけでは意味がありません。
最後にお客様の手元に届いて、初めて効果を発揮します。
そこで重要になるのが「ポスティングの工夫」です。
配り方次第で反応率は大きく変わります。

この章では、開業チラシのポスティングの基本ノウハウからコツまでまとめていきます。

配布エリアを明確にしましょう

開業時は、お店がもっとも注目を集めるタイミングです。
ポスティングを行う際は、まず「どこに配るか=配布エリア」をしっかり決めることから始めましょう。

やみくもに配るのではなく、商圏(徒歩10分・車5分など)を目安にエリアを設定します。
「自分のお店に来るお客様は、どの範囲から来店するのか?」をイメージすることが大切です。

ポスティングエリアを考えるときは、単に徒歩圏に限らず、“誰に来てほしいのか” を基準に判断しましょう。


近隣住民

 徒歩で来店する人が多い業種は、店舗周辺に集中して配布すれば十分です。
 例:コインランドリー、クリーニング店など。

ファミリー層

 車で来店するケースが多いため、少し広めのエリアまでカバーしてOK。
 特に戸建て住宅が多い地域はターゲットと相性が良いです。

単身者

 マンションやアパートなど集合住宅の多いエリアに重点的に配布すると効果的です。

また、駅チカかどうか、駐車場があるかどうかも、配布範囲を決める上での重要な判断材料になります。

「誰に来てほしいか」を具体的に想定して配布すると効果が上がります。

ポスティングの配布時期を吟味しよう

開業チラシで悩ましいのが「いつ配るか」というタイミングです。
実は、配布時期によって反応率が大きく変わることがあります。

チラシがポストに入っても、すぐに見てもらえるとは限りません。
あまり早く配布しすぎると、オープン当日までに忘れられてしまう可能性があります。

そのため、開業時のチラシはオープン日の直前に配布するのが最も効果的といわれています。

特に平日の木曜日あたりは、新聞折込や郵便物が少ない傾向にあり、チラシが他の郵便物に埋もれにくい点で有利です。

「忘れられないタイミング」「埋もれない曜日」を意識して配布することが、反応率を高めるコツです。

チラシの割引クーポンは有効期限に注意

開業チラシに割引クーポンを掲載する場合、有効期限の設定はとても重要です。
短すぎると「この期間には行けない」とチラシを捨てられてしまい、逆に長すぎると「そのうち行こう」と後回しにされがちです。

理想は、長くても1か月以内に設定すること。
さらに、チラシを持参してくれたお客様には、その場で「もう1か月後まで使えるクーポン」をお渡しすると、次の来店につながり、リピーター獲得にも効果的です。

ポスティングのスケジュールに注意しょう

先ほど解説した「配布のタイミング」にも関わりますが、実際のポスティング開始までのスケジュール管理も非常に重要です。

チラシが完成したからといって、すぐに業者に配布してもらえるわけではありません。
多くの場合、最低でも1か月前には予約が必要です。

そのため、チラシ作成のスケジュールと、ポスティング配布のスケジュールは必ず同時進行で進めることが大切です。
特に、配布日程は業者側の空き状況に左右されるため、最初に押さえておくべき項目として優先的に計画しましょう。

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