※このブログは、株式会社ノーブランドのスタッフが、日々気になったニュースやふと思ったことを、やさしく・ゆるく綴っている雑記ブログです。
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毎日驚く、令和の米騒動

最近、毎日のように「お米」のニュースを耳にしますね。

備蓄米が放出されたとか、

スーパーに長蛇の列ができたとか、

銘柄米の価格が30円下がったとか…

こんなに日本人って、お米が好きだったんだなあと改めて実感しています。

地上波のニュースをつけると、必ずと言っていいほど「米騒動」の話題が流れています。
なんだか、オイルショックを思い出すような騒がしさですね(私はリアルタイムでは知りませんが…笑)

「ない」と言われると欲しくなるのが人間ー

こういう現象を見ていると、人って「足りない」と言われると、逆にそれを欲しくなる生き物なんだなと思わされます。

普段はパンやパスタ派という人も、「お米が高騰中!」と言われると、急にお米が気になってきたりして…
これ、実は心理学でもしっかり説明されているんです。

ビジネスにも応用できる心理効果3選

心理的リアクタンス(Psychological Reactance)

「今だけ!」「数量限定!」と言われると、かえって欲しくなるアレ。
“自由を制限されると、それを取り戻そうとする”心の働きです。

欠乏の原理(Scarcity Principle)

「残りわずか」と言われると、ついポチってしまう…。
希少性=価値がある、と思い込む私たちの習性。

欠乏動機(Deficiency Motivation)

マズローの欲求5段階にも登場します。
足りないと感じたものを、なんとか満たしたくなる衝動です。

つまり、「ない」と言われると欲しくなるのは、これら3つの心理が複合的に働いた結果かもしれませんね。
ビジネスやマーケティングでも活かせそうなヒントですね!

お米騒動をざっくり整理してみた

せっかくなので、ChatGPTで今回の米騒動の概要をまとめてみました。
ちょっとだけ真面目に、備蓄米の話を整理しておきます。

備蓄米とは?


災害や不作など、万が一の“食料不足”に備えて、国が保管しているお米のこと。日本では、主に農林水産省が「政府備蓄米」として毎年一定量を購入・保管し、必要に応じて市場に放出します。全国の倉庫やサイロ(貯蔵施設)に、一定の温度・湿度で管理された状態で保管されており、保管期間は最大5年間で、古くなると食用から飼料用などへ転用さるそうです。

日本の政府備蓄米は保存期間5年が基本。5年を超えると「食用→飼料」へ用途変更されます。
つまり、5年以内に食用として放出されるのが通常運用です。

    ◆主な目的は3つ

  • 非常時の安定供給
    (地震・台風・干ばつなどの災害時に、すぐに食料を届けられるようにする)
  • 価格の安定化
    (市場にお米が過剰なときは備蓄にまわし、不足して価格が高騰したときは放出して調整)
  • 農家の支援
    (生産調整の一環として、余剰米を備蓄にまわし、農業経営を安定させる)

関連記事はこちら:
https://english.kyodonews.net/news/2025/05/f1b8028542ff-opposition-chief-rebuked-for-calling-govt-reserve-rice-animal-feed.html


今、備蓄米はどれくらい放出されてるのか


2025年3月以降、累計約60万トンを市場に放出済。
毎月10万トンペースで9月の新米シーズンまで供給を続ける見込み。
よって、最終的には約90万トン=9,000万世帯分の量に。

日本の世帯数(2024年時点):約5,200万世帯

つまり…「家庭用に余裕あり!」というわけではありませんが、“空白期間”を乗り切るには十分な量ということになります。

無料で使える「お米POP」

「備蓄米あります」
「国産米使用」
「おかわり無料!」

こうしたお米関連の安心感を伝える、店舗用ポスター(A4サイズ)を無料配布中です。
飲食店・給食施設などでぜひご活用ください!

ダウンロードはこちらから:https://www.no-b.co.jp/free_pop/

まとめ

なんだかんだで、やっぱり“お米”は日本人の原点。
ニュースを通して、日常の食卓や購買心理についても見直す機会になりそうですね。

それでは今回はこのへんで。
次回も、ゆるっと書いていきますので、お楽しみに~。