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2025
【最近の”備蓄米のニュース”をゆるっと整理】 今日もお米がアツい!~人は「足りない」と言われると欲しくなる~ Blog猫日和 #1
- ニュース
お好きなタイミングで、気軽に読んでみてください。

毎日驚く、令和の米騒動
最近、毎日のように「お米」のニュースを耳にしますね。
備蓄米が放出されたとか、
スーパーに長蛇の列ができたとか、
銘柄米の価格が30円下がったとか…
こんなに日本人って、お米が好きだったんだなあと改めて実感しています。
地上波のニュースをつけると、必ずと言っていいほど「米騒動」の話題が流れています。
なんだか、オイルショックを思い出すような騒がしさですね(私はリアルタイムでは知りませんが…笑)
「ない」と言われると欲しくなるのが人間ー
こういう現象を見ていると、人って「足りない」と言われると、逆にそれを欲しくなる生き物なんだなと思わされます。
普段はパンやパスタ派という人も、「お米が高騰中!」と言われると、急にお米が気になってきたりして…
これ、実は心理学でもしっかり説明されているんです。
ビジネスにも応用できる心理効果3選
心理的リアクタンス(Psychological Reactance)
「今だけ!」「数量限定!」と言われると、かえって欲しくなるアレ。
“自由を制限されると、それを取り戻そうとする”心の働きです。
欠乏の原理(Scarcity Principle)
「残りわずか」と言われると、ついポチってしまう…。
希少性=価値がある、と思い込む私たちの習性。
欠乏動機(Deficiency Motivation)
マズローの欲求5段階にも登場します。
足りないと感じたものを、なんとか満たしたくなる衝動です。
つまり、「ない」と言われると欲しくなるのは、これら3つの心理が複合的に働いた結果かもしれませんね。
ビジネスやマーケティングでも活かせそうなヒントですね!
お米騒動をざっくり整理してみた
せっかくなので、ChatGPTで今回の米騒動の概要をまとめてみました。
ちょっとだけ真面目に、備蓄米の話を整理しておきます。
備蓄米とは?
災害や不作など、万が一の“食料不足”に備えて、国が保管しているお米のこと。日本では、主に農林水産省が「政府備蓄米」として毎年一定量を購入・保管し、必要に応じて市場に放出します。全国の倉庫やサイロ(貯蔵施設)に、一定の温度・湿度で管理された状態で保管されており、保管期間は最大5年間で、古くなると食用から飼料用などへ転用さるそうです。
日本の政府備蓄米は保存期間5年が基本。5年を超えると「食用→飼料」へ用途変更されます。
つまり、5年以内に食用として放出されるのが通常運用です。
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◆主な目的は3つ
- 非常時の安定供給
(地震・台風・干ばつなどの災害時に、すぐに食料を届けられるようにする) - 価格の安定化
(市場にお米が過剰なときは備蓄にまわし、不足して価格が高騰したときは放出して調整) - 農家の支援
(生産調整の一環として、余剰米を備蓄にまわし、農業経営を安定させる)
今、備蓄米はどれくらい放出されてるのか
2025年3月以降、累計約60万トンを市場に放出済。
毎月10万トンペースで9月の新米シーズンまで供給を続ける見込み。
よって、最終的には約90万トン=9,000万世帯分の量に。
日本の世帯数(2024年時点):約5,200万世帯
つまり…「家庭用に余裕あり!」というわけではありませんが、“空白期間”を乗り切るには十分な量ということになります。
無料で使える「お米POP」
「備蓄米あります」
「国産米使用」
「おかわり無料!」
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まとめ
なんだかんだで、やっぱり“お米”は日本人の原点。
ニュースを通して、日常の食卓や購買心理についても見直す機会になりそうですね。
それでは今回はこのへんで。
次回も、ゆるっと書いていきますので、お楽しみに~。