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宣伝のネタ帳

後藤ようこ

執筆者:後藤ようこ

DM発送郵便局のダイレクトメール タウンプラスを活用しよう

<記事の概要>

郵便局のダイレクトメールサービス「タウンプラス」は日本郵政による郵便配達を利用した配布サービスです。サービスの概要についてまとめました。

1タウンプラス(郵便局)とは

郵便局のダイレクトメールサービス「タウンプラス」は、日本郵政による郵便配達を利用した配布サービスです。
他の配達サービスと比べ、全世帯への配達を可能としており、最新の転居データに基づき配達するため、表札のない住宅や住宅地図にないご家庭にも、確実に配達できるという特徴があります

これまでは、地域に密着した販促方法として新聞折込広告やポスティングが利用されてきました。

しかし、最近では新聞を購読しているご家庭が減っているため、新聞に折り込まれる新聞折込広告の効果も下がっています。

また、家庭のポストに投函されるポスティングサービスも同様で、確実にポスティングされているかどうか不透明だという心配もつきまとうほか、集合マンションなどでは「ポスティング禁止」という所も増え、こちらも効果が低下していると言われています。

郵便局が提供している「タウンプラス」は、宣伝用の広告物を、郵便局の配達員が全世帯に配布してくれるサービスです。ポスティングサービスと異なり、郵便局による配達であることが確実な投函を可能にしています。

これらの点から、キャンペーンチラシや新規店舗オープンの広告物などを「タウンプラス」を使って近隣の住民に告知する方法に注目が集まっています。

2タウンプラスの特徴

郵便局のダイレクトメールサービス「タウンプラス」には以下の特徴があります。

配布のカバー率が高い

「タウンプラス」は郵便局の配達員が家庭のポストに配達します。故に、最もカバー率が高いエリアターゲティングメディアだと言われています。もちろん、オートロックマンションなどへの配達もしてくれますし、離島や山間僻地など、ポスティングサービスや新聞折込広告ではカバーできないエリアへの配達もしてくれます。

「エリア配達件数シミュレーター」は、ご希望の都道府県名をチェックすると、タウンプラスを配達可能な件数が表示されるようになっているので、配達件数を事前にチェックしてみるのもいいでしょう。

エリア配達件数シミュレーター

郵便局員が配達

「タウンプラス」の特徴は、なんといっても、いつも配達している郵便配達員が郵便物と同時配達するという点です。郵便局員による配達であることが信頼性を高めます。

全国一律料金

「タウンプラス」の料金は、通数、形状、重量により決定し、離島や山間僻地などでも料金が変わらないという特徴があります。

3タウンプラスの料金と諸条件

  • 地域の配達箇所数の提示してもらう:配達を受け持つ事業所で地域単位の配達箇所数を提示してもらいます。
  • 配達地域を選ぶ:配達して欲しいエリアを市・町・丁ごとに選択できますので希望エリアを選びます。
  • 発送計画:配達開始希望日から逆算して14日前に「差出計画書」を提出します。配達が完了するのに7日程度かかりますので、それを見込んで差出計画書を提出します。「差出計画書」のフォーマットは郵便局の担当の方からもらいます。
  • 発送準備:配布したいダイレクトメールを作成します。
  • 差出:配達を受け持つ事業所に差出票と郵便物を持ち込みます。同時に現金で支払いして完了です。

4タウンプラスの作成方法

タウンプラスを使って配布するダイレクトメールは、ある一定のお約束があります。注意してダイレクトメールの作成に取り組みましょう。

タウンプラス

  • 後納・別納の表示をします。後納マークの下、1/2まで広告のデザインを入れることが可能です。また、後納表示は、直径が2〜3cm四方にしましょう。サイズが決まっていますので注意が必要です。
  • 明確に「タウンプラス」を記載します。
  • サイズは短辺 9~25cm以内、14~34cm以内です。

5事前区分について

上記の仕様でダイレクトメールの印刷が完了したら、配達を受持つ事業所の指定によりタウンプラスを結束します。結束の仕方は2パターンありますので、それぞれの配布エリアごとに応じて結束方法を選択します。

パターン1

  • 地域単位の通数ごとに分ける。
  • 用紙に地域単位の郵便番号・名称・通数を記載する。
  • ①で分けたタウンプラスの表面に②の用紙をのせ、ひもでしっかりと十字に結ぶ。

   

パターン2

  • 一定の通数ごとに分ける。(※形状により概ね50通又は100通ごと)
  • 分けた通数を記載する。
  • ①で分けたタウンプラスの表面に②の用紙をのせ、ひもでしっかりと十字に結ぶ。
後藤ようこ

執筆者:後藤ようこ

後藤 ようこ取締役副社長

スキル

  • ランディング(執筆)
  • ディレクション
  • コンサルティング

大学病院で看護師として働いたのち、看護教員の資格を取得し看護教育に携わりました。
現在は株式会社ノーブランドの取締役としてウェブサイトやパンフレット制作のディレクションを担当しています。(ディレクションは20年以上の経験を持ちます。)
また、医療系の出版社で医療記事の連載をした経験があります。医療記事をはじめ、販促物に掲載する原稿作成(ライティング)も担当しています。医療知識を持っているため、医療、介護、福祉関係のお客様が多いです
これまで学んできた、教育学、人間関係論、心理学などの知識を活かし、販売促進に関わるコンサルティングも行っています。

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