執筆者:後藤ようこ
後藤 ようこ取締役副社長
スキル
- ランディング(執筆)
- ディレクション
- コンサルティング
大学病院で看護師として働いたのち、看護教員の資格を取得し看護教育に携わりました。
現在は株式会社ノーブランドの取締役としてウェブサイトやパンフレット制作のディレクションを担当しています。(ディレクションは20年以上の経験を持ちます。)
また、医療系の出版社で医療記事の連載をした経験があります。医療記事をはじめ、販促物に掲載する原稿作成(ライティング)も担当しています。医療知識を持っているため、医療、介護、福祉関係のお客様が多いです
これまで学んできた、教育学、人間関係論、心理学などの知識を活かし、販売促進に関わるコンサルティングも行っています。


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<記事の概要>
群馬県安中市松井田町の鳴門屋食堂 碓氷峠本店でサンマーメンを食べてきました。横浜の味、保護犬・保護猫活動への想い、新店舗情報も紹介します。目 次
1群馬県で横浜の味
先日、群馬県安中市松井田町にある『鳴門屋食堂 碓氷峠本店』に行ってきました。
場所は、碓氷峠の麓。
横川方面から碓氷峠へ向かう途中にある、個性のある食堂です。
水のせせらぎが聞こえる山間の自然豊かな場所に、ポツンとラーメン店がありました。
築何十年になろうかという、歴史のある佇まい。
一瞬、素通りしてしまいそうなくらいに素朴なお店です。
『鳴門屋食堂 碓氷峠本店』のおすすめは、サンマーメン。
サンマーメンという名前を聞くと、「秋刀魚が入ったラーメン?」と思う方もいるかもしれませんが、まったく違います。横浜発祥のご当地ラーメンとして知られる町中華の定番ラーメンです。
鳴門屋食堂さんは、このサンマーメンを味わえるラーメン店です。
碓氷峠の麓で、横浜の味を楽しめるところが大きな魅力です。
鳴門屋食堂 碓氷峠本店
070-2621-5932
公式インスタグラム
2サンマーメンは、横浜で生まれたご当地ラーメン
サンマーメンは、神奈川県横浜市の中華料理店で生まれたとされる、横浜のご当地ラーメンです。漢字では「生碼麺」と書き、新鮮で活きのよい具材を使った麺料理という意味があるそうです。
主な具材は、もやし、豚肉、ニンジン、玉ねぎ、季節の青菜など。
五目あんかけラーメンとは異なり、野菜が細切りにされている点も特徴です。
もやしは細く、とろみあんとの相性がピッタリ合います。
スープは、広東麺と同じように塩ベースと醤油ベースがあり、お店によって味付けが少しずつ異なります。
鳴門屋食堂さんは醤油ベース。
横浜で食べるサンマーメンの味そのままが再現されています。
サンマーメンのルーツは、物資が少なかった時代に、中華料理店のまかないとして身近な食材を使って作られていた料理にあるといわれています。細く切った野菜が使われているのは、新米の料理人がまかないで細切りの練習をしていた名残なのだとか。
また、サンマーメンを初めてお客さんに提供したのは、横浜中華街の老舗「聘珍樓」とされており、その歴史は昭和初期までさかのぼるといわれています。
こうした背景を知ると、鳴門屋食堂 碓氷峠本店でいただくサンマーメンも、ただのあんかけラーメンではなく、横浜の食文化を感じる一杯として味わえますね。
3碓氷峠の麓で味わう、横浜のサンマーメン
鳴門屋食堂さんのサンマーメンはかつて横浜で食べていた、あの味、そのままでした。
細くてシャキシャキしたもやし、コクのあるスープ、やわらかい豚肉が印象的な一杯です。
特に、群馬県は地元野菜のみならず、豚肉も美味しいのが特徴的です。とろみのあるスープが麺や野菜にからみ、熱々のまま最後まで楽しめます。
肥よくな大地ではぐくまれる素材の一つひとつが美味しく、素材の美味しさでは、本場横浜のサンマーメンを超えていると思いました。
また、店内も独特でユニークでした。
1980年代に流行った横浜に関連したレコードジャケットやバイク乗りらしいインテリア。
店主さんの好きなものや歩んできた背景が、そのままお店の空間に表れているようで、単に食事をする場所というより、ひとつの世界観があるお店という印象です。
「横浜」「ツーリング」「レトロ」というキーワードで構成されているオリジナリティのあるお店です。
碓氷峠方面へのドライブ途中に食べるには、かなり満足感のあるラーメンだとおもいます。
テーブル席が一つと、お座敷席が数人分あります。
混雑する時は、かなり混むようですので、混み合う時間帯を避けたほうがよいかもしれません。
4地域の声から生まれたお店
鳴門屋食堂さんについて調べてみると、安中市地域おこし協力隊の方が書かれたnote記事がありました。
その記事によると、鳴門屋食堂さんは、もともとカフェを開く予定だったとのことでした。
ところが、近所の方から「ここでラーメンが食べたい」という声があり、地域の声に応える形でラーメン屋としてスタートしたことが紹介されています。
ラーメンの修行経験があったわけではなく、YouTubeや横浜中華街で食べ歩いた記憶、地元の友人たちの協力をもとに、独学でサンマーメンを作り上げていったそうです。現在のサンマーメンは、中華街の友人のが作ったオリジナルブレンドの調味料を配合しているそうです。確かに、横浜の味が再現されています!
5おいしいラーメンを食べながら、保護犬・保護猫活動を応援できる
もうひとつ、鳴門屋食堂さんの大きな特徴は、おいしいラーメンを食べることが、保護犬・保護猫活動の応援にもつながるところです。
店主ご夫婦は1998年頃から長年にわたり、恵まれないワンちゃんや猫ちゃんを保護し、譲渡する活動を続けてこられました。
現在も自宅の一部を使い、老犬・老猫たちの終の棲家として世話をしているとのことです。
現在は30匹くらいの保護犬、保護猫がいるそうです。
また、2030年にはNPO法人を立ち上げ、動物保護施設づくりを目指しているとのことでした。
食堂やラーメン屋として多くの人と接点を持つことが、保護犬・保護猫活動を知ってもらうきっかけにもなりますね。とても有意義な取り組みです。
ただ食事をするだけでなく、
「このお店で食べることが、保護猫・保護犬活動の支えになる」
と思えるのは、鳴門屋さんならではの魅力だと感じました。
6富岡に新店舗「鳴門屋富岡スズラン店」もオープン予定
さらに、鳴門屋さんは富岡市に新店舗「鳴門屋富岡スズラン店」をオープン予定とのことです。

オープンは、2026年5月3日(日)17時の予定だそうです。
楽しみですね。
安中市松井田町の碓氷峠本店に続き、富岡でも鳴門屋さんの味を楽しめるようになるのは楽しみです。新店舗の展開も、単なる店舗拡大ではなく、保護犬・保護猫活動を続けていくための挑戦のひとつなのだと感じました。
鳴門屋食堂 碓氷峠本店は、横浜の味、バイクの雰囲気、そして保護犬・保護猫活動への想いが重なった、とても個性のある食堂でした。
サンマーメンを食べに行くだけでも満足できますが、お店の背景を知ると、同じ一杯が少し違って感じられます。
細くてシャキシャキしたもやし。
サンマー麺ならではのコクのあるスープ。
そして、とにかくやわらかくて美味しい豚肉。
碓氷峠の麓でいただく、横浜のサンマーメン。
おいしいラーメンを食べながら、保護犬・保護猫活動の応援にもつながる、あたたかいお店でした。
レジカウンターには保護犬・保護猫活動の寄付ボックスがありますので、ぜひ、お食事した後は寄付をお願いします。
ノーブランドのブログでは、制作の話だけでなく、群馬・高崎周辺で出会ったお店や場所のことも、少しずつ紹介していきたいと思います。
地域を知ることは、地元で仕事をするうえでも大切なことだと感じています。
7参考記事
https://camp-fire.jp/projects/931108/view?utm_source=chatgpt.com
https://note.com/takasugi_hiro/n/ncbf429cd4119?utm_source=chatgpt.com