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後藤ようこ

執筆者:後藤ようこ

Google結局、 Google Analytics(グーグルアナリティクス)って何を見ればいいの? 初心者向けアクセス解析の見方

  • 2026年05月11日
  • ノウハウ

<記事の概要>

Google Analytics初心者向けに、ユーザー数、セッション数、流入経路、人気ページなど、会社ホームページでまず見るべき基本項目を解説します。

1初心者向けアクセス解析の見方。Google Analyticsって何?

ホームページを公開したら、アクセス解析を確認することはとても大切です。

アクセス解析を用いて、ホームページへのアクセス数や、どのページが見られているのかを知ることは、その後のホームページ運営に欠かせないからです。

アクセス状況を知らずに運営することは、例えるなら、地図を見ずに目的地へ向かうようなものです。ホームページ運営は、どの方向に進むべきか、どのように舵取りすればいいかは、数字の分析でしか分かりません。

googleanalytics

現在、ホームページのアクセス解析ツールにはさまざまなものがありますが、よく使われている代表的なツールが、Googleが提供しているGoogle Analyticsです。

無料で利用できるうえに、アクセス数、流入経路、よく見られているページなど、ホームページ運営に役立つさまざまな情報を確認できます。特に初心者であれば、Google Analyticsが最適だと思います。

ですから、ホームページを公開したら、Google Analyticsの設置は、ほぼセットで考えてよいでしょう。


とはいえ、Google Analyticsを使った事がない人にとっては、便利なツールだとわかっていても、実際に画面を開くと、

「数字が多すぎて、どこを見ればいいかわからない」
「ユーザー、セッション、エンゲージメント……言葉が難しい」
「結局、ホームページが良い状態なのか判断できない」

―と感じる方も多いのではないでしょうか。

……これ、かなり“あるある”です。

Google Analyticsはとても便利なツールですが、最初からすべての数字を理解しようとすると、かえって難しく感じてしまいます。


しかし、会社のホームページやブログの場合であれば、最初から細かい分析まで行う必要はありません。
もちろん、「ブログでマネタイズして本格的に収益化したい」という場合は、より細かな分析が必要になることもあります。

しかし、一般的な企業ホームページの運営であれば、最初からすべての項目を隅々まで理解する必要はないと考えてよいでしょう。

まず大切なのは、ホームページ全体の大きな流れをつかむことです。
この記事では、Google Analytics初心者の方向けに、まず見るべき基本の数字をわかりやすく解説します。

ぜひ参考にしてください。

最初に見るべきデータの解説、後半に実際の画面の見方を解説します。

2Google Analyticsは、全部見なくて大丈夫

まずは、Google Analyticsにログインしてみましょう。
Googleアカウントがあれば、無料で利用できます。
※ここでは、ログイン方法や初期設定の説明は割愛します。

Google Analyticsを開くと、最初からたくさんの項目が並んでいて、圧倒される方も多いと思います。

いろいろな数字、グラフ、聞き慣れない言葉……。

特に「ユーザー」「セッション」「エンゲージメント」など、普段あまり使わないカタカナ言葉が出てくるので、最初はわかりにくく感じるかもしれません。

でも、一度理解してしまえば、それほど難しいものではありません。
まずは、言葉に慣れることから始めましょう。

しかし、慣れていない方にとっては、まるで未知の世界のように感じますよね。
だからこそ、最初からすべてを見ようとしなくて大丈夫です。

Google Analyticsは、まずいくつかのポイントだけを追っておけばよいと割り切りましょう。

最初に押さえておきたいポイントは、次の3つです。

まず見るべき3つのポイント

  • どれくらい見られているか
  • どこから来ているか
  • どのページが読まれているか

まずはこの3つを確認するだけでも、ホームページの状態はかなり見えてきます。

3初心者がまず見るべき5つの数字

Google Analyticsで最初に見るなら、次の5つがおすすめです。
まずは、この5つの数字を見ることからはじめ、徐々に、深堀りしていくようにしてみましょう

  • ユーザー数➡何人くらい見に来ているか
  • セッション数➡何回訪問されているか
  • 流入経路➡どこから来ているか
  • よく見られているページ➡どのページに関心があるか
  • 表示回数・平均エンゲージメント時間➡どれくらい見られ、読まれているか

この5つを見るだけでも、ホームページ改善のヒントは十分に得られます。
次から、一つひとつ詳しく解説していきます

4ユーザー数|何人くらい見に来ているか

まず見るのは、ユーザー数です。
ユーザー数とは、簡単に言うと「ホームページに訪れた人の数」です。



月に100人見に来ているのか、1,000人なのか、10,000人なのか。

まずは、ホームページ全体の規模感を把握しましょう。
ユーザー数が多いほど、多くの人の目に触れているということなので、Google Analyticsの中でもとても重要な指標です。

ただし、ユーザー数だけを見て一喜一憂する必要はありません。
大切なのは、前月や前年と比べてどう変化しているかです。
たとえば、次のような点を確認してみましょう。

  • 先月より増えているか
  • 昨年の同じ月より増えているか
  • ブログを更新したあとに増えているか
  • SNSや広告を出したあとに増えているか

このように比較して見ると、ホームページやブログで発信している内容が、少しずつ届いているかを判断しやすくなります。

まずは細かい分析よりも、
「見に来てくれる人が増えているのか、減っているのか」
を確認するところから始めてみましょう。

ユーザー数の見方

月ごとに見るのがおすすめ

初心者の方は、1日ごとの数字を見るよりも、まずは月単位で見るのがおすすめです。
画面右上の日付部分をクリックすると、期間を変更できます。
たとえば、

•今月
•先月
•過去28日間
•過去30日間
•過去90日間

などに切り替えて確認できます。
最初は、「先月1か月間で何人くらい見に来たか」を見るとわかりやすいです。

月ごとにを見る手順

5セッション数|何回訪問されているか

次に見るのが、セッション数です。

セッション数とは、簡単に言うと「ホームページへの訪問回数」です。
ユーザー数が「見に来た人の数」だとすると、セッション数は「訪問された回数」と考えるとわかりやすいです。


たとえば、同じ人が朝と夕方に2回ホームページを見た場合、ユーザー数は1人でも、セッション数は2回になることがあります。

八百屋さんに例えてみましょう。
午前中、八百屋さんに来たお客さんが30人いたとします。
そのうち1人が、買い忘れたものを思い出して、もう一度お店に来ました。
この場合、来店した人の数は30人ですが、来店回数は31回(セッション数)です。
ホームページもこれと同じです。

同じ人が何度か見に来ることがあるため、ユーザー数とセッション数はぴったり同じ数字にならないことがあります。

初心者の方は、まず次のように理解しておけば大丈夫です。

  • ユーザー数=見に来た人の数
  • セッション数=訪問された回数

セッション数を見ると、ホームページがどれくらい利用されているかがわかります。

たとえば、採用ページ、サービス紹介ページ、料金ページ、事例紹介ページなどは、検討中の人が何度も見返すことがあります。

そのため、ユーザー数だけでなくセッション数も一緒に見ると、ホームページへの関心度をつかみやすくなります。


セッション数の見方

6流入経路|どこから来ているか

次に大切なのが、流入経路です。
流入経路とは、ユーザーがどこからホームページに来たのかを表す情報です。


たとえば、Google検索から来たのか、SNSから来たのか、他のサイトのリンクから来たのか、広告から来たのかがわかります。

主な流入経路には、次のようなものがあります。

  • Organic Search ➡ Googleなどの検索から来た
  • Direct ➡ URL直接入力、ブックマークなど
  • Referral ➡ 他のサイトのリンクから来た
  • Organic Social ➡ SNSから来た
  • Paid Search ➡ 検索広告から来た

初心者の方に特に見てほしいのは、Organic Search(オーガニックサーチ)です。

Organic Searchは、Googleなどの検索結果からホームページに訪れたアクセスです。
ブログ記事やコラムを更新している場合、この数字が増えているかを見ることで、検索から見つけてもらえているかを確認しやすくなります。

たとえば、ブログを定期的に更新していて、Organic Searchが少しずつ増えているなら、検索経由で記事が読まれ始めている可能性があります。

反対に、SNS投稿をしているのにOrganic Socialがほとんどない場合は、SNSからホームページへの導線を見直す必要があるかもしれません。

7よく見られているページ|どのページに関心があるか

アクセス解析でとても大事なのが、どのページがよく見られているかです。
ホームページでは、トップページだけが見られるわけではありません。


ブログ記事、サービス紹介ページ、料金ページ、採用ページ、事例紹介ページ、会社概要ページなど、さまざまなページが見られています。
よく見られているページを確認すると、ユーザーが何に関心を持っているのかが見えてきます。

たとえば、

  • 採用ページがよく見られている
  • 料金ページがよく見られている
  • 特定のブログ記事だけアクセスが多い
  • 事例紹介ページが意外と読まれている
  • 会社概要ページがよく確認されている

このような傾向がわかります。
これは、ホームページ改善の大きなヒントになります。

たとえば、よく見られているブログ記事があるなら、その記事の中に関連サービスへのリンクを追加する。
採用ページがよく見られているなら、社員紹介や働く環境の情報を増やす。
料金ページがよく見られているなら、よくある質問や問い合わせへの導線を整える。

このように、アクセス数はただ眺める数字ではなく、次にどこを改善するかを考える材料になります。

Organic Searchによる流入経路が増えてくると、多種多様なページが見られるようになります。

よく見られているページとは検索ニーズのある情報が含まれているということです。

8表示回数・平均エンゲージメント時間|どれくらい見られ、読まれているか

最後に見たいのが、表示回数と平均エンゲージメント時間です。
表示回数は、そのページが何回表示されたかを表す数字です。


たとえば、ブログ記事Aが500回、ブログ記事Bが100回表示されていれば、記事Aのほうが多く見られていることがわかります。

一方で、平均エンゲージメント時間は、そのページがどれくらい長い時間見られていたかを知るための目安です。
もちろん、時間が長ければ必ず良いというわけではありません。

内容が難しくて迷っている場合もありますし、ページを開いたまま別の作業をしている場合もあります。
ただし、表示回数が多く、平均エンゲージメント時間も長いページは、ユーザーの関心に合っている可能性があります。

反対に、表示回数は多いのに平均エンゲージメント時間が短いページは、タイトルと内容が合っていない、読みたい情報にたどり着きにくい、関連ページへの導線が弱いといった改善点があるかもしれません。

初心者の方は、次のように見るとわかりやすいです。

  • 表示回数が多い➡関心を持たれているページ
  • 表示回数が少ない➡まだ見つけられていないページ
  • 表示回数が多く、時間も長い➡内容が読まれている可能性が高い
  • 表示回数が多く、時間が短い➡内容や導線を見直す余地がある
  • 表示回数は少ないが、時間が長い➡届けば読まれる可能性がある

アクセス解析では、単に「多い・少ない」だけを見るのではなく、よく見られているページが、きちんと読まれているかを見ることが大切です。

9初心者は月1回のチェックでも十分

Google Analyticsは、毎日細かく見る必要はありません。

特に初心者の方は、最初は月1回の確認で十分です。

毎日のアクセス数は、曜日や季節、天候、SNS投稿、広告、ニュースなどによって変わることがあります。
1日単位の増減を見すぎると、必要以上に不安になったり、逆に一時的な増加で判断を誤ったりすることがあります。

まずは、月単位で次のように確認してみましょう。

月1回でも継続して見ていくと、ホームページの状態が少しずつわかるようになります。

10アクセス数だけで判断しないことも大切

Google Analyticsを見ると、どうしてもアクセス数に目が行きがちです。

もちろん、アクセス数は大切です。

しかし、会社のホームページでは、アクセス数が多ければ必ず良いというわけではありません。
大切なのは、必要としている人に届いているかどうかです。

たとえば、アクセス数が少なくても、サービス内容をしっかり読んでくれる人がいる。
採用ページを何度も見ている人がいる。
事例紹介や料金ページを確認している人がいる。

このような行動が見えてくると、ホームページをどう改善すればよいか考えやすくなります。
アクセス解析では、単に「何人来たか」だけではなく、どのページが見られ、どの情報に関心を持たれているかを見ることが大切です。

11Google Analyticsは“改善のきっかけ”を見るもの

Google Analyticsは、数字を眺めるためだけのツールではありません。
ホームページを改善するためのヒントを見つけるツールです。

たとえば、

  • 検索からのアクセスが増えているなら、ブログ記事をさらに増やす
  • よく見られている記事があるなら、関連サービスへのリンクを追加する
  • 採用ページが見られているなら、仕事内容や社員紹介を充実させる
  • 表示回数は多いのに読まれていないページがあるなら、タイトルや内容を見直
  • SNSからのアクセスが少ないなら、投稿内容やリンクの貼り方を見直す

このように、Analyticsの数字は、次の改善を考えるための材料になります。

後藤ようこ

執筆者:後藤ようこ

後藤 ようこ取締役副社長

スキル

  • ランディング(執筆)
  • ディレクション
  • コンサルティング

大学病院で看護師として働いたのち、看護教員の資格を取得し看護教育に携わりました。
現在は株式会社ノーブランドの取締役としてウェブサイトやパンフレット制作のディレクションを担当しています。(ディレクションは20年以上の経験を持ちます。)
また、医療系の出版社で医療記事の連載をした経験があります。医療記事をはじめ、販促物に掲載する原稿作成(ライティング)も担当しています。医療知識を持っているため、医療、介護、福祉関係のお客様が多いです
これまで学んできた、教育学、人間関係論、心理学などの知識を活かし、販売促進に関わるコンサルティングも行っています。

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