販売促進のネタ

後藤ようこ

執筆者:後藤ようこ

デザインが分からない方のための小ネタ集(フォントの使い方、レイアウトの工夫)

  • 2019年10月10日
  • コラム

基本的にデザインはデザイナーがするもの

日々、多くのお問い合わせをうけております弊社ではありますが、よく『デザインをどうしたら良いか分からない』というご質問をいただくことがあります。もちろん、カタログデザイン(パンフレットデザイン)の現場では、これらデザインにまつわるクリエイティブはデザイナーが行うのでご心配はいらないのですが、やはりお客様サイドでもある程度のイメージをもって取り組みたいというお気持ちは十分理解できます。

この場合、できればお客様には、大きな枠組みでの希望イメージをお申し付けいただく程度で構わないと考えています。もちろん、具体的なご要望がある方は具体的にお申し付けいただきたいのですが、それらが無い場合は漠然としていて構いません。

大切なのは、制作の一連の工程の中で、クリエイター側とお客様側が良好なコミュニケーション(意思疎通)ができていることです。その都度、ご希望をお伺いしながらデザインを進めていけば良いと思います。

さて、今回のコラムでは、カタログやパンフレット、フライヤーデザインにおける細かなクリエイティブはデザイナーに任せるとして、実際にはデザインの現場で、どのような点に留意してデザインを作っているかについてご説明していきます。

全体的なイメージを解説するというよりも、細かなデザインのポイントです。特に今回は、文字(フォント)の使い方を中心にレイアウトする時のポイントについて解説します。これは、フォーマルなカタログやパンフレット、フライヤーのみならず、社内文書などを作成するときにも役立ちますので、ぜひご参照ください。

NG例と改善例

下記は、NG例と改善例のフライヤーです。見比べながら細かい部分を解説していきます。

[NG例]

[改善例]

下記の通り、A〜Eの順に解説していきます。

見出し文字(フォント)の使い方のコツ

まず最初に、大見出し文字についてです。
大見出し(大タイトル)は、その紙媒体で訴えたい趣旨を明示するものです。

一番目立つ必要がありますので、誌面の中でも、もっとも大きな文字で配置されます。当然のことながら、大タイトルは2個も3個もあってはいけません。見る側が混乱します。そして、大タイトルは『ゴシック系』の書体の方が目に飛び込みやすいです。明朝系で表現する場合もありますが、その場合は雰囲気を重視したいときなどに使います。

パッと見たときに、瞬時にフライヤーの中身がわかるようにしたい時はゴシック系の書体を使います。

更には、太めのゴシック系の書体がよりベターです。背景においた画像と書体がかぶって見にくい時には、白フチをつけましょう。白フチを付ける場合は、特に太いゴシック系でないとかっこ悪いので注意して下さい。また、白フチと書体のバランスが悪いのもNGです。気をつけましょう。

数字の使い方のコツ

次に重要なポイントは数字です。
人間の目線は、ひらがなや漢字よりも数字に目がいきやすいです。

『先着10名』など、重要な数字は周りのフォントよりも少し大きめのサイズで配置します。それに合わせて『無料』『限定』『新商品』など、PRしやすいワードが含まれている場合にも、少し大きめに配置して緩急をつけていきましょう。

中見出しの使い方のコツ

次に中見出しです。最初に大見出し(大タイトル)の使い方を説明しましたが、その次にくるのが中見出しです。中見出しも何個もあると見にくいので、一つの誌面の中で多用してはいけません。大見出しとのバランスを考えて、サイズを少し落として配置しましょう。中見出しも、少し太めの書体を使うことが多いです。

大見出しと中見出しが同じではいけません。それは大見出しが2個という扱いになり、見る人を混乱させます。

行間と文字間の使い方のコツ

次に、文字と文字の間について解説します。
文字と文字の間は、文字間と行間があります。この2つは別物で、どちらも大切なポイントです。

文字は近すぎても遠すぎても読みにくいです。読みやすい文字は文字間と行間が、非常に計算され尽くしています。以下の例を見比べてみて下さい。

日時や金額の使い方のコツ

イベントなどの告知をするフライヤーなどには、必ず日時と曜日が入ります。日時や曜日は非常に重要な文字情報です。見る側に混乱を与えたり誤認を与えてはいけません。

文字の大きさやカラーの配色を考えて、読み手に配慮したレイアウトが望まれます。
特に、土曜日や日曜日(祝日)などは勘違いしやすいので、カラーで識別させる工夫が必要です。

また、時間が複数ある場合などは、カギカッコ(【】、[]など)で区切って表示してあげると見やすいです。

料金などは、特に誤認が起きないよう、大きめの書体で表現してあげましょう。

アイコンの使い方のコツ

フライヤーなどを作成していると、文字情報は増え、様々な重要なキーワードが混在してきます。より重要なコンテンツをすっきりとみせたいときに使えるテクニックが【アイコン】を入れることです。「お問い合わせ方法」という言葉よりも「☎」のマークの方が早く見つけることができ、ストレスなく次の行動をとれます。

いつも使えるように、いくつかアイコンを用意しておいたほうが良いでしょう。

文字サイズのコツ

最後に、文字サイズについてご説明します。

A4サイズでフライヤーなどをつくる際には、一般的に文章は9~12ptが読みやすいとされています。
ただし、周辺のコンテンツとのバランスや、文字量によって見栄えが変わってきますので、絶対ルールではありません。

特に、高齢者が多く手にするようなフライヤーは、できるだけ文字を大きめにしてあげたほうが良いでしょう。その場合は、文字量を削ってサイズを大きくします。文字間や行間を詰めすぎないようにしてください。あくまでも文字量を調整しましょう。

そして、大見出し > 中見出し > 本文 のバランスを意識していれば、読みやすい最適値がわかってきます。全体の調和をとれるように編集するのがデザイナーの役割でもあります。

いかがでしたでしょうか?
プロのデザイナーであれば基本の『キ』ですが、一般の方々も資料制作などの時に応用できますのでご参考いただきたいと思います。

プロとノンプロの差は、このような微細な工夫に現れます。ゴージャスなデザインうんぬんも大事ですが、このような細かな基本を抑えて制作に取り組んでみて下さい。

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