販売促進のネタ

執筆者:後藤ようこ

印刷物に適した文字サイズ

  • 2021年09月02日
  • コラム

印刷物で使う文字について

パンフレットやカタログなどを作成する際に、よく、誌面にどれくらいの文字量が入るのか?という質問をいただくことがあります。

ウェブサイトの場合は、文字を入れたら入れた分だけ下に長くなるだけですので、ユーザーはスクロールしながらページの内容を閲覧できます。しかし、紙の印刷物は誌面に限りがあります。A4サイズならA4サイズの中に、B5サイズならB5サイズの中に、しっかりと必要な情報量を入れなければなりません。

また、あれもこれも入れたいからと、文字を沢山入れ過ぎてしまうと、必然的に文字サイズを小さくしなければならなくなります。極端に小さな文字は読みにくいばかりでなく、印刷時につぶれてしまい、全く読めなくなってしまうリスクもあるのです。

販促物制作において、ウェブサイトと印刷物の決定的な違いは、限られた誌面に何を入れて何を省くかの取捨選択が印刷物には重要であるということにつきます。

それでは、紙の印刷物において、どのように文字量を調整すれば良いかについてまとめてみます。印刷物の原稿をまとめる際には、是非、ご参考ください。

推奨される文字の大きさ

まずは、推奨される文字の大きさについてです。(業界用語では文字サイズの事を「フォントサイズ」とも言います。)下記の文字サイズを御覧ください。

例えば、A4サイズでデザインをつくる際、文字サイズは9pt~12ptが読みやすいとされています。ただし、周辺のコンテンツとのバランスや、文字量によって見栄えが変わってきますので、絶対的なルールではありません。逆に5pt以下の文字は、漢字や色によって潰れてしまうリスクがあるので、特別な理由がない限り弊社では多用しません。

また、ゴシック体と明朝体でも見え方が違ってきます。比較的、明朝体のほうが小さな文字も識別しやすいかもしれません。一般的に読まれている新聞も広告以外は明朝体で作られています。日本人にとっては、明朝体の方が読みやすいという感覚があるかも知れません。

印刷物制作時の参考にしてください。

フォントサイズ

上記の文字サイズは、下記のPDFをダウンロードして、原寸でプリントアウトしてみてください。そうすると、実際の文字サイズの感覚がわかるかと思います。

こちらのPDFをダウンロードして確認してください。

推奨される文字の色

前述した文字サイズと同様に、文字の色についても覚えておいた方がよいポイントがありますのでご説明していきます。
印刷物の文字は、それらのサイズのみならず、色の濃淡も読みやすさに影響します。

一般的に、印刷物の文字の色は黒100%で表現することが多いです。しかし、デザイン性を考慮し、黒のトーンを少し落とした文字色で活字を表現する場合があります。その場合でも、極端に、そのトーンを薄くすると読みにくくなってしまいます。下記は、黒100%と50%、20%で表現した文字の一例です。どれくらい読みにくいかを確認してみてください。

きちんと読んでもらうためには、読みやすい文字の色があります。しかし、読みやすさだけにこだわって、黒100%文字だけでデザインすると、重たいデザインになってしまいます。デザイナーさんとコミュニケーションをとりながら、デザイン性がありつつも、読みやすい文字色にするよう工夫してみて下さい。

掲載する文字量について

最後に、文字量についてをご説明します。

まずは、前述した通り、読みやすい文字サイズを保てるよう、誌面に入れ込む文字量を調整していきます。
例えば、A4サイズの三折リーフレットの場合、下記の画像を参考ください。一般的な情報量が盛り込まれたリーフレットです。文字のサイズも、非常に読みやすく、適度な余白もあります。

ちなみに、このリーフレットの折返し面にある文字の量は、9pt(ポイント)で約300〜350文字程度です。この文字量を参考にして、原稿量の調整をしてみてください。

いくら入れたい内容が沢山あるからといって、ギュウギュウに詰め込むと、逆に読みにくくなり、結果的にちゃんと読んでもらえないという悪循環に陥ります。適切な文字量・文字間・行間が必要ですのでご注意ください。

文字の配置

以上、文字のサイズや量、色について解説してきました。

もう一つ、印刷物を作成する際に、重要なポイントがありますので補足しておきます。

それは、文字の配置です。

盛り込みたい内容が沢山あるからといって、文字を誌面いっぱいに入れ込むと、前述したとおり、読みにくくなってしまいます。文字はいくつかのボックスで配置し、適宜、イラストやイメージ画像を配置することが大切です。文字ばかりの印刷物は、だれも読む気がしないでしょう。まるで書籍を読んでいる気がしてしまいます。

販促用のパンフレットやカタログは、使える誌面に、十分な余白をとって文字を配置します。
また、文字の大きさも、すべて同じ大きさで揃えるのではなく、大見出し、中見出し、小見出しと言った具合に、メリハリのある文字使いを心がけましょう。

文字とは、活字ではありますが、印刷物のデザインにおいては文字のスタイルもデザインの中に含まれます。

プロのデザイナーとノンプロでは、文字の扱い方に大きな違いがでますので、実は非常に大きなポイントなのです。

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