

執筆者:nobrand
失敗しない制作会社の選び方【Vol.1】
- 2013年07月11日
- コラム
失敗しない制作会社の選び方
パンフレットにチラシ、Webサイト。
ビジネスを行う上では、無くてはならないツールです。
大きな予算はかけれないけれど、品質が悪ければ販促効果がでない。
電化製品のように、どこのお店でも同じ商品が手に入る訳ではないし、まして、買う前に手に取って確認できる訳でもない。
本当に制作会社選びは難しいですよね。
そこで、今回のテーマは「失敗しない制作会社の選び方」と題して、絶対に押さえておきたいポイントなどについてお話しします。
弊社も制作会社ですので、「なんだ、手前味噌なことを書いて、注文を取ろうとしているな」と思われてしまうかもしれません。
もちろん、私も商売で記事を書いていますので、そんな下心はもちろんあります。
しかし、餅は餅屋、制作会社のことは制作会社が一番よくわかっています。
そこで、出来るだけ皆様の立場に立って、公正な視点でポイントをまとめてみたいと思います。
第1回目は、
ポイント1【制作実績を見る】です。
当然のことですが、制作会社は注文をもらうために「いいこと」を言います。
営業トークはもちろん、Webサイトにも「いいこと」がたくさん書いてあります。
「他社に比べてこんなに優れている」「効果的な企画を行います」などです。
ところが、これらには宣伝文句が含まれています。
注文をもらうためには、多少大げさなことでも言います。
もちろん、ウソを言う事はいけませんが、それ自体は立派な営業活動であり、ビジネスの上では当然のことです。
しかし、買い手の立場からすれば、それらの宣伝文句を鵜呑みにするわけにはいきません。
そこで、重要になるのが、制作会社の本当の実力を見極めることです。
その一つの方法が、制作実績を見る事です。
注文の前に仕上りを見る事はできませんが、過去の品質を確認することはできます。
その事により、自分への仕上りを予測するのです。
宣伝文句は、簡単にウソや誇張ができますが、制作実績はウソをつけません。
いくら立派なことを言っていても、そのことが制作実績に反映されているのかを確認する必要があるのです。
確認するポイントは3つ。
- 1)デザイン自分が望む様なデザインの実績があるのかを見ます。
また、レパートリーに富んだデザインをしている事も重要です。
デザインには、正解や決まりはありません。
様々なデザインの実績があると言う事は、それだけお客の要望に合わせることができたり、デザインの引き出しを多く持っていることになります。
「望む様なデザインが提示されない」などのトラブルを避けるためには重要です。
同じ様なデザインばかりしているようでは、コスト削減でテンプレート化したデザインを行っている可能性があります。
テンプレートを全面的に否定するつもりはありませんが、それでは販促効果を望む事はできません。
- 2)構成販促ツールを作る場合に、どうしてもデザインにばかり目がいきがちですが、実はデザインよりもコンテンツ構成の方が重要です。
掲載している商品やサービスの魅力を伝えるために、どの様なコンテンツを掲載するのか。
また、そのコンテンツをどの様な表現で伝えるのかが大切になります。
- 3)制作実績の数制作会社の実力は実績数に表れます。
制作会社は、1度の注文だけで終わってはそれ程の利益はでません。
1つの注文で評価をしてもらい、リピートにつなげていくのです。
従って、実力が伴っていなければ、多くの注文を得る事ができないのです。
多くの実績があるということは、多くのお客から指示を得ている証拠となります。
Webサイトに実績が数点しか掲載されていないなどは、要注意です。
(ちなみに、弊社は700点以上掲載しています。)
次回は、2つ目のポイント、【制作金額(見積書)】についてお話します。