

執筆者:nobrand
利益を上げる、経費をさげる
- 2013年07月07日
- コラム
企業活動を促進させるには売上高が上がる必要があります。
企業活動において売り上げアップは不可欠です。
万が一、売上高の伸びが悪かった場合には、経費を削ったりして、純利(粗利)をあげる努力をする必要があります。
また、社会への貢献(還元)という意味では、売上高を伸ばし、雇用を促進させ、税金を多く払う。これが社会における企業活動の根幹になります。
しかし、こう景気の低迷やデフレが続くと企業側も悠長な事は言ってられません。
今や、「事業継続」という大前提の元で、すべてを動かし、考える必要に迫られています。
その中で、私たちのお仕事である「販売促進サポート」はどのような役割を担うかというと、
『売上高を上げる』
『経費を削減する』
この両方に関わっています。
前者の『売上高を上げる』はその意味の通り、販促ツール(webサイトやパンフ、販促の仕組み)などで営業成績を伸ばす事ができます。
後者の『経費を削減する』は、それまでかかっていた販促費(広告費)の見直しと余計な費用のカットを推進する事ができます。
“積極的な営業はしたいけれど、広告費は捻出できない。”
これは良くない悪循環です。
この悪循環から抜け出さないと、売上高が伸びないのは、感覚でも分かると思われます。
よく、販促ツールの現場に関わっているとこの二つの関係性が、今ひとつ理解されていない場面に出くわす事もあります。
なぜなら、企業の販促担当者の考え方一つで、余計な販促費(広告費)がかかってしまうケースがあるからです。
相見積もりは難しい
よく、販促物を作成するのに、複数業者さんから見積もりを集め、その中から業者選定をするケースが多くあります。しかし、様々なスタイルで見積もりを出す業者さんの中から自社に合う、最も費用対効果の良い業者さんを選択するにはよほどの眼力が必要です。
実際は、選びきれていないのが現状です。
沢山の販促担当者さんとお話しますが、かなりそれは難しいと、感じます。
結果として、もっとも費用対効果の良い業者さんを選択しきれず広告費の経費削減は実現できないまま企業活動が進んでしまう現状も少なくないのです。
ここで、一つ認識しておかなければならないことは一つです。
売り上げを上げる販促費(広告費)は、売り上げをあげつつ、経費削減も達成できるノウハウがある、ということです。
そして、その舵取りは、企業の販促担当者さんにある、という所です。
これを知っているのといないのではその後の販売促進活動に大きな影響を与えます。
これについては、日々、販促の現場で起こった出来事などを、例にあげながら、シリーズでお伝えして行こうと思います。
これから、複数回に分けて記事を掲載します。
次回移行からは、具体的な経費削減のノウハウを掲載します。