いわゆる中小企業の商用広告の手法はさまざまです。
カタログ・パンフレット・フライヤーはもちろんのこと、Webサイトもその一つですし、いまではソーシャルメディアもその一つだと思います。大手企業の広告は、イメージ広告が多く、TVのCMしかり、ポスター然り、駅の看板しかり、有名なタレントの知名度を利用した抽象的なメッセージが多いのですが、中小企業はそういうわけにはいきません。
中小企業の宣伝・広告にたずさわっていると、よく感じるのは、中小企業は、自分たちのビジネス(サービス・商品)の当たり前を当たり前に分かりやすく伝えることが最も重要だと感じます。意外に、当たり前にやっていることは、日常の当たり前に溶けこんでしまい、見落とされがちです。なんか、特別な事を大げさにPRしないといけないのではないか?と考えがちですが、そんなことはありません。
私たちの業界でいえば、例えば、パンフレットに掲載する画像の補正。これは、当たり前にやっていると思われがちですが、意外に、やっていないデザイン会社さんや製作会社さんもいらっしゃいます。(ひと目見ればよく分かります)コントラストや明るさやカラーバランスなどをきちんと補正して、綺麗な写真にすることは、私たちにとってみれば当たり前ですが、一般の方々には耳慣れないことでしょう。なので、当社では、お見積書などにも、きちんと「画像補正」を含んでいる旨、明記してご提示したりしています。皆さん方も、当たり前をきちんとPRする工夫をしてみてはいかがでしょうか?