

執筆者:後藤ようこ
Google Maps「APIキー」の取得の仕方
- 2016年11月10日
- コラム
誰もが活用しているGoogleの地図表示サービス『Google Maps』。これまで、Google Mapsは、一般企業のウェブサイト用に無料で設置でき、ネットユーザーに活用してもらうよう自由に活用できていました。しかし、このたびGoogleの利用規定の改定により、2016年6月22日からGoogle Mapsの活用にあたり『APIキー』の取得の義務付けられることになりました。
Google Mapsは無料で使える地図表示サービスですが、今後は、大量のアクセスがあるサイトにおいては使用量の制限がされたり課金されたりするそうです。その管理のために、個別の『APIキー』を設定しなければならないということです。
ただし、使用量の制限や課金の基準は、 1日あたり地図の生成回数が 25,000回以上、しかもそれが90日連続以上の連続した場合という事ですので、一般企業における通常利用の場合は、この基準を超える事はないと考えて良いでしょう。
しかし、すべての利用において『APIキー』が義務付けられますので、ウェブサイト上にGoogleMapsを設置したい企業においては他人事ではありません。
すでに、Google Maps を設置しているウェブサイトにおいては、APIキー無しでも表示されますが、突然表示されなくなる不具合が起こることもあります。この機会に『APIキー』の取得をしておいたほうが無難といえます。
下記に、『APIキー』の取得方法をまとめておきますのでご参考ください。
APIキー取得方法
(1)登録しているGoogleアカウント情報を用意します。
・メールアドレス:info@www.no-b.co.jp
・パスワード:XXXXXXXX
※googleアカウントをお持ちで無い方はまずはアカウントを作成してください。



(1)で用意した情報を入力していきます。まずは、メールアドレスを入力し、「次へ」をクリックします。

続いてパスワードを入力し、ログインをクリックします。ログイン完了です。


「マイプロジェクトを作成しています」「APIを有効にしています」などの表示が順次出てきますので、次の画面に行くまでに少し待ちます。
(7)認証情報画面が表示されますので、サイト情報等の設定をしていきます。
①「HTTPリファラー(ウェブサイト)」にチェックをします。
②次にGoogleMapsを設置するウェブサイトのURLを登録します。
その際、下記のようなワイルドカード( *:任意の長さの任意の文字)を使ってURLを設定します。
<例> https://www.no-b.co.jp → 「*.no-b.co.jp/*」
※ここでサイトURLを登録しておかないと、他サイトでAPIキーが使われてしまうこともありますので、必ず設定しましょう。
③入力が終わったら「作成」ボタンをクリックします。


取得した「APIキー」を確認しよう
「取得したAPIキーを忘れてしまった」「設定したURLを修正したい」等は、下記の手順で確認や再設定ができます。
- 「Google Developers Console」へアクセスします。
https://console.developers.google.com/
下記画面が表示されますので、左メニューの「認証情報」をクリックします。
「APIキー」の一覧が表示されますので、確認したい情報をクリックします。 - 設置画面が表示されますので、ここでURL等の内容確認や情報を再設定します。