

執筆者:後藤ようこ
速やかな情報発信
- 2017年07月12日
- コラム
先日、『歯を削る医療機器、半数が使い回し…院内感染恐れ』という、YOMIURI ONLINE(ヨミドクター)の記事が報道されました。
また、Yahoo!ニュースにおいても、『歯科医の手袋「患者ごと交換」52%…歯削る機器だけでなかった使い回し』という記事も同時に報道されています。
これらの記事には、歯科医院における歯科治療の際、ハンドピースやドリル、さらには手袋までが多くの歯科医院で使い回しされている事実を、データと共に掲載しています。
記事の中では、院内感染の恐れの警鐘と、学会などにおける滅菌・消毒の基準などを用いて、一般消費者に注意喚起を投げかけています。
当社では、歯科医院をご経営の皆様には、本報道に対して、ご自身のクリニックではどのような感染防止対策を行っているかをブログなどの記事に掲載することをおすすめしています。
先日、ある先生のブログに本報道に関する記事を掲載したところ、非常に注目度が高く、アクセスも多くみられました。報道直後の方が注目度も高いのでお早めに検討されることをおすすめしています。
(もちろん、ブログ記事の内容などについてのご相談も承っております。)
今回は、歯科医療についての報道でしたが、他の業種も同じ事が言えると思います。
このようなネガティブな報道記事が発信された場合には、自社ではきちんと行っていることを、ネットおよび現場での患者説明を徹底すべきです。歯科医療業界全体の信頼を損なうことにもつながりますので、速やかな情報発信をおすすめいたします。